それなり日記

映像作家、三宅美奈子の日記のようなものです。

正月は太るしかやることがない。

 

新年ですね。2023年かぁ。

 

マメに書こうとしていたこのブログ、12月は全く書けなかった。そもそもマメじゃない上に、昨年末は絶不調という。ギリギリでいろんなことをこなして、なんとか年越しできた。

ま、わりとすぐ不調になるんで平常運転と言えば平常運転なんだけども。デフォルトがLOW。ギアがいつもLOW。運転とかギアとか言ってるけど免許持ってないな。

私の人生、無免許運転だ!

 

 

ちょっと久しぶりなのでどんなテンションで書いていいのか分からなくなってきたね。年末年始に何をしていたか書こうと思ったんだった。

 

久々に義実家に帰省するということで寄り道しながら向かい、平湯温泉というところに泊まった。鉄分多めのお湯でかなり癒された。場所は岐阜県奥飛騨になる。

我が家は乗鞍温泉によく行くんだが、こっちはなかなか臭い硫黄の温泉だ。翌日の服は臭くなるのでどうでもいい服を持っていく習慣がついている。でも今回の平湯温泉は鉄というかサビサビな香りだけど、そんなに残らず。

平湯は温度が低めだったから長めに入っていたら、体の芯からポカポカになって、それがずーっと続いていた。だいぶ体が軽くなったよね。

 

そんな最高の温泉のあとは、ぼたん鍋を求めて兵庫県丹波篠山へ。

ぼたん鍋はとーてーも!美味しかった。煮込めば煮込むだけいいらしいんだけど、味付けの栗入り味噌のお味が良くて。売ってたからひとパック買った。

生姜とか山椒とか、ニンニクかな?その辺りのスパイシーさもあり、栗の甘味も出ているし、猪じゃなくて豚肉でも最高だと思う。豚汁とかね。

 

ぼたん鍋の日は神戸に泊まり、翌日は義実家方面へ。

ちなみに神戸とか書いているけど、神奈川の自宅から車移動なんだわ。

無免許の私はずっと助手席だ。たぶん、道中半分くらいは寝てる。車乗ると眠気しかない。

そのことをうちの母親に言ったら「分かるわ〜、お母さんも寝ちゃう。ご飯とか食べたらすぐ眠くなるわよねぇ」って言ってた。そうだね、やっぱり親子だね。でも母親は免許持ってたな...負けたわ。

 

 

ということで、大晦日にみんなで集合してご飯を食べた。お寿司とかお蕎麦とか。ここでも美味しいものしかなかった。

義理のお父さんお母さんはとても優しい。私はポンコツなので色々と申し訳ないなと思うんだけど、可愛がってくれてありがたい。

妹さんも良くしてくれるし、そういうのって恵まれているんだろうなと。物理的な距離があるから上手くいくっていうのも少しはあるんだろうけど、遠くに居たって嫌な人は嫌だもんねぇ。

 

そうそう、うちの人の姪も甥もいたんだけど相変わらず可愛かった。

最初に会ったのが10年以上前で、その時は小学生くらい。子供の10年って本当に成長著しいので、もう「立派な大人」になりつつあった。

そのうち私よりも立派になるに違いない。これは間違いない。

 

翌日も朝からお義母さんの作ったおせち料理をいただく。

お義母さんはものすごく料理が上手なのよ。おせちもきちんと手作りで、私には到達できない領域...。そりゃあ息子も舌が肥えちゃうよね。というか、料理の腕が良くなるよね。

夫が舌ばかり肥えて妻に文句を言う、とかじゃなくて自分で作る人で良かった。

私?私は母親の教育方針でなかなか包丁を持たせてもらえなかったので。(本当です)頑張れば作れますけど、時間かかるし残り物とか上手く使えないし、ね。...ね?

 

 

義実家を出た後は、京都へと。

京都なので初詣は伏見稲荷となった。お参りをしてお守りなども手に入れて、おみくじを引いたら私は末吉、でも書いてあることは全部よかった。

うちの人は「凶のち大吉」という。え、そんなんあるの??と笑いました。初笑い。凶の部分が短いことを祈る。

 

そして京都と言えば!天下一品総本店にも行った。(総本店は人生で2回目)今回は辛い粉を入れたものにチャレンジ。

結果、唐辛子も山椒も好きだから美味しかったけど、別物みたいな感じだった。こってりに飽きた時にはアリなのかもな。そもそも、こってりに飽きたら他の店のラーメンでいい気がするが。

 

気がつくと、うちの人がまさかの天一福袋を買っていた。三千円くらいで安いかったけども。中にはかわいいサイズのどんぶりとかレンゲとか、鍋ラーメンみたいなのも入ってた。唯一買った福袋が天一。それでいいのか我が家。

 

京都から帰りしな、信楽に寄って父親の湯飲みを購入した。昔、私がプレゼントした湯呑みが欠けてしまったと言うので探しに来たのだ。そっくりなものはなかったが、母親の分とセットで買うことができた。

信楽はたぬきの置物がたくさんいてこっち見てくるからちょっと怖かった。軽い集合体恐怖症が影響している気がする。ギョロっとした目がたくさんあるんだもの。

なんであんなギョロギョロしてるの?もっと可愛くしてくれない?夜中にあの道を通って、何かの拍子にあのたぬきたちと目が合ったら叫んじゃうよ。

 

 

そんなこんなでお家に帰り、自分の実家にも新年のあいさつに行き、無事肥えきった体を引きずりながら今日に至る。

 

そういえば自分の実家にて「最近すごく乾燥するね」という話をしたところ、母親が「歳をとったらホント大変よ、ドライフラワーよ」と言っていた。...フラワー??

歳だろうとドライだろうと、自分を「フラワー」に例えるメンタルは見習いたい。ちなみに指摘したら「そう、フラワーよ。ふふふふ」と笑ってた。強い。

 

今年の目標は自分をフラワーだと思って生活することとします。

きちんと水をやり、太陽の光を浴び、枯れない努力をして…言ってて馬鹿らしくなってきたから無理だな。

 

 

 

 

 

おまけ。

牡蠣雑煮

おいしい牡蠣雑煮です。